本日(20日)カプコンの公式チャンネルより、9月6日にアップデートが予定されているモンスターハンターワールド:アイスボーン(MHW:IB)の最新情報が公開されました。
今回は最新映像に加え、新たに追加されるモンスターや各武器・スキルの調整情報など、内容盛りだくさんでした!
新モンスター
ブラキディオス
モンスターハンター3Gで初登場したモンスターです。
基本は粘菌を付着させて爆発させる行動は健在で、新しいモーションも追加されているそうです。
今回は粘菌を手からだけではなく頭からも出すようです。
ベリオロス
こちらはモンスターハンター3で初登場したモンスター。寒い地形版のナルガクルガ的な存在。
逞しい牙が特徴的で、前足の爪で壁などにしがみついて突進してくるなど、とてもトリッキーなモンスターです。
前作でもベリオロスの武器と防具はとてもカッコ良く個人手に好みなので、今回も期待したいです。
ディノバルド亜種
ディノバルドはすでにMHW:IBの映像で登場していましたが、なんと今回の紹介映像ではディノバルドの亜種が登場しています。
ディノバルドの亜種は今までのシリーズでも出てなかったので今回初登場となります。
特徴的な長い尻尾で攻撃するスタイルは原種一緒ですが、亜種は瘴気に犯され防御力ダウンの効果を付与してくる上に、より凶暴になっているそうです。
亜種のモンスターに関しては、MHWの既存のモンスターでもいくつか登場するようです。
ネロミェール
アイスボーンからの新作モンスターです。
ネロミェールは水属性の古龍だそうです。たしかに古龍で水属性はまだいませんでしたね。
どんな奇怪な特性を持っているのかとても楽しみです。
イヴェルカーナの詳細
イヴェルカーナの詳細情報として、その特性と狩の映像が紹介されていました。
氷属性の古龍だけあって、ブレズにより氷柱を出現させたり体に氷をまとったりする特性を持っているそうです。
体に氷を纏っている時がイヴェルんの本調子らしいので、ハンターはいかに氷を纏わせないかが鍵になります。
狩には火属性の武器が必須になりそうですね。
まだ紹介していないモンスターもいるということで、まだまだモンスターの数が増えそうです。
武器の調整情報
アイスボーンでの装備の全体コンセプトは2つあります。
- 属性武器の強化
- 上位武器・防具・スキル追加による既存装備の調整
特にMHWでは無属性武器が比較的強い側面があり、属性武器の陰が薄いところがあったので、MHW:IBでは属性武器の全体的なアッパー調整がされるそうです。
属性武器強化の具体的な調整として
- スキルによって、伸びる属性や状態異常など各種補正の最大倍率を変更
- 属性最大倍率の仕組みを見直し、武器の基本属性値が低く、すぐに属性上限値に足してしまう問題を改修
とのことで、属性武器+スキルの組みあわせによる最大火力がさらに上がるそうです。今までと違い、今後は属性武器を使い分ける場面が増えそうです。
上記以外にも各武器の細かな調整も入っています。
数が多いため詳細に関しては、記事上段に乗せている動画を見ていただきたいのですが、自分が見て気になった部分をご紹介します。
大剣(アッパー調整++)
大剣は溜め攻撃を積極的に狙っていくスタイルに調整されています。
溜め切りの1段目と2段目の威力と属性補正がアップしています。その代わりは3段階目の威力はダウンしました。
溜め攻撃自体も出し易いように、各種モーションから溜め攻撃につなげやすくなっているので、今回の大剣は楽しいかもしれません!
太刀(ダウン調整-)
前回では太刀の「見切り斬り」の性能が高かったので、成功判定時間の減少と威力のダウンがされました。
その代わりに「気刃斬り」をメインで使うような調整がされており、1段階目と2段階目共に威力がアップしました。
双剣(ダウン調整-)
双剣は全体的にダウン調整で、属性補正と状態異常補正がダウンしました。
アイスボーンでは属性武器強化がコンセプトでしたが、手数多い双剣が優遇されすぎないことへの考慮ということらしいです。
しかし連続で攻撃をすることで属性補正がアップするスキルが実装されるので、手数を稼ぐことで威力を上げる仕組みはちゃんと用意されているそうです。
ハンマー(アッパー調整+)
ハンマーは双剣とは逆にアッパー調整です。溜め攻撃の気絶値がアップされます。
よりいっそうモンスターの頭をぶっ叩いて気絶させてね、ということでしょう。
狩猟笛(アッパー調整++)
右ぶん回し、左ぶん回し、演奏攻撃の発生速度がアップしました。
基本は手数武器だし、演奏も必要で何かと忙しい狩猟笛ですが、今回の調整で動きが軽くなり全体的に使いやすくなりそうです。
スラッシュアックス(アッパー調整+)
斧から剣への切り替えを主軸に立ち回るスタイルがより強化されました。
剣モードの威力が全体的に上がっています。
基本は斧モードで立ち回って、狙い済まして剣モードに切り替えて戦うような感じでしょうか。
チャージアックス(アッパー調整+)
前作では、ひたすら「超高出力属性解放斬り」をするような武器でしたが、その状況を考慮して「超高出力属性解放斬り」の威力をダウンされました。
その代わりに、それ以外のモーション攻撃の威力が上がっている感じでした。
操虫棍(アッパー調整++)
飛んで乗りをするスタイルが強化されました。「乗り移動」の攻撃が全体的にアップされています。
猟虫ボータスの全体的な上方修正もされるらしく、より使いやすくなりました。
弓(ダウン調整--)
前バージョンは他の武器に比べ威力が高すぎでした。開発側もそれを認識しており全体的な威力のダウンをされています。
さらに弓で複数発射した矢のすべてに倍率が乗っていたことも今回修正されるそうです。
ライト/へビィボウガン(アッパー調整++)
散弾が強化されます。攻撃範囲に関して横幅はありましたが縦に狭かったので、発射方向が上下に広がりました。
さらに各種属性弾の威力アップと調合時に生成される弾数が増えるので、扱いやすさとメンテナンスの両方が上方修正されました。
かなりの大幅な武器の調整がされましたね。アイスボーンでは上位武器の版権も変化しそうで楽しみです。
ただ!1点だけ不満を言わせてもらうと、自分がメインでよく使っていたランスの調整が一つもありませんでいた(;><)。ぶっちゃけ前回から不遇な気は薄々気づいていたんですが、もしかしてアイスボーンでもそうなんですかね?
動画では上がっていませんでしたが、ランスや片手剣の調整情報もちゃんとありました。
下記リンクより公式のHPの中ですべての調整内をを確認できます。
スキルの調整
既存スキルに関しても、数多くの調整が入りました。
こちらも武器同様詳細は動画をご覧いただきたいのですが、個人的に気になった部分をピックアップしたいと思います。
会心撃【特殊】
大剣、ハンマー、狩猟笛、へビィボウガンの攻撃で会心が発生した際、与える状態異常補正(麻痺、毒、睡眠、爆破)が、さらに高くなります。
会心撃【属性】
攻撃で会心が発生した際に、与える属性攻撃(火、水、雷、氷、龍)が、さらに高くなります。
無属性強化
攻撃力の上昇値が、減少します。
上記3スキルの調整に関しては、アイスボーンのコンセプトの「属性武器の強化」によるものだと思います。
会心時の属性攻撃はアップする代わり、無属性の威力が下がりました。
防御
Lv3以上は装備している防具の防御力に、レベルに応じて倍率(1.05~1.1)によって、さらに防御力がアップします。
これはマスターランクが追加され、さらに強力なモンスターが登場することへの調整とのことです。
ということは防御Lv3が必須ということになるのでしょうか。すでに体力Lv3がデフォルトになっている現状で、スキル回しが難しくなりそうです。
挑戦者(ダウン調整)
スキル発動中の会心率が変更になります。
Lv1 3% → 5%
Lv2 6% → 5%
Lv3 9% → 5%
Lv4 12% → 5%
Lv5 15% → 10%
弱点特攻(ダウン調整)
通常の会心率が減少します。
弱点部位をクラッチクローからの武器攻撃で傷つけた場合、もくはクラッチクローからの武器攻撃で傷つけた結果、弱点部位となった場合は追加で会心率がアップします。(カッコ内が傷つけた部位が弱点部位となった場合の追加アップ分を合計した値)
Lv1 15% → 10%(15%)
Lv2 30% → 15%(30%)
Lv3 50% → 30%(50%)
見切り(アッパー調整)
Lv1 +3% → +5%
Lv2 +6% → +10%
Lv3 +10% → +15%
Lv4 +15% → +20%
Lv5 +20% → +25%
Lv6 +25% → +30%
Lv7 +30% → +40%
前作は「弱点特攻」が強すぎる部分がありました。弱点部位を攻撃すれば会心率50%になるんですから調整されるだろうなぁと思っていましたが、やはりピンポイントでダウン調整です。
その代わりに「見切り」の会心率が多少アッパー調整されています。しかしLv7まで付けても40%なので、前回の「弱点特攻」のLv3より低い値です。
まとめ
今回は記事が長くなりすぎたので、新モンスターと装備・スキル周りの調整までをまとめてみました。
実際の動画の方には、システム関連の細かい調整も紹介されているので気になる人は是非見てみてください。
MHWとは大幅に調整が入り、また新たな気持ちでスタートが切れそうで、今から9月のアップデートが楽しみです。